「鍋は遊びじゃない」とぬかす警官の鍋パに、果たして人は集まるのか?

はい、どうも。ヴァシコ(@vasico7)です。

今回は、前回↓の続き。

警察にとって、鍋は遊びじゃないらしい

2017.04.16

前回、署内一の鍋奉行・ザビエルに鍋パーティーでの買い出しを頼まれ、渡されたメモにあったおでんの具を買ってこなかったことで正月の朝一から激怒されたぼく

その後管轄内の店中を駆けずり回り、何時間もかけて伝説の食材・おでんの具を探し当てました。

そして今回、いよいよ鍋本番を迎えます。

どうなることやら…。

 

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一抹の不安、鍋パの参加人数

ようやく伝説の食材・おでんの具を探し当てたぼく。

しかし、やっかいなのはこれからだ。

正月の朝一から、おでんの具がないだけで喚き散らされ…、

朝から夕方まで、管轄中の店を駆けずり回らされ…、

誰がこんなヤツと一緒に鍋したいと思うよ?

さらにぼくには一抹の不安があった。

宣教師ことザビエルは、署内でお世辞にも嫌われていないとは言いがたい人物だった

髪だけでなく人望も薄かったのだ。

同じ時間には、人格者の鈴木部長が別の鍋パをやっている。

そこにはたくさんの人が集まるだろう。

では果たしてこの宣教師主催の鍋パーティー(通称ザビ会)には、一体どれだけの人数が集まるのだろうか?

ぼくは、同じくザビ会の食材買い出し係である山村に電話で聞いてみた。

ぼく
ザビ会ってどれだけ人来るのかな?
ぼく
人数少なそうじゃない?
山村
さぁ?分からないけど、少なくはないんじゃない?
山村
肉5kgも買ったし。

 

山村は肉の買い出しを担当していた。

肉を5kgも買ったということは、それなりの大人数が集まるはずだ。

ぼくは少し安心した。

少人数で宣教師と鍋なんかつつきたくない

数が少ない分だけ、1人あたりの宣教師の世話の配分が増えるだけだ。

それに同じ嫌な目にあうのでも、被害者は多いほうがいい

時間がきた。

ぼくはザビエルの待つ交番に向かった。

鍋パ本番、無人の会場

会場に到着したぼく。

時間はギリギリだ。

中に入ると、いたのは宣教師と山村。

どうやら他の人たちはまだ来ていないようだ。

ぼく
お待たせしました。
ぼく
あれ?他の人たちは?
ザビエル
これで全員だよ。

 

はぁ( ; ゚Д゚)?

ぼくの不安は的中した。

いや、それ以上だった。

参加人数なんと3人。

主催者の宣教師と2人の食材買い出し係だけ。

肉を5kgも買っているのにも関わらず、だ。

どういうことか順を追って説明しよう。

まずザビエルは、みんなザビ会に来ると思って、肉を5kg用意しようと決めた。

次に食材を集めるために、ぼくと山村に声をかけて買い出し係に任命。

この時点でザビ会当日の1週間前だ。

他の人たちには、当日声をかけようと思っていたらしい。

そして当日。

係のメンバーに次々に声をかけるも

警官A
鈴木部長の鍋会のほうに参加が決まっていますので。
警官B
忙しいので(←嘘)、行けたら行きます。

 

などと次々断られたそうだ。

そうして集まったのが、事前に買い出し係として確保していたぼくと山村の2人。

主催者合わせて3人だけ。

さすが宣教師だ。

持ち前の髪と人望の薄さで、2人もの人間を集めるのだから。(皮肉)

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地獄の鍋パ

たった3人の鍋パは始まった。

お通夜のような雰囲気で…。

そこには大量の野菜と5kgもの肉…。

そして伝説の食材・おでんの具。

誰が食うんだよ、コレ…。

次々に肉を鍋に放り込むが、すぐ腹はいっぱいになった。

ぼくも山村も、やせ形で小食だったのである。

ぼく
もう腹いっぱいなんで、いらないです。

 

そう言うと、宣教師が怒る。

ザビエル
何言ってんだ!肉こんなにあるんだぞ!
ザビエル
ちゃんとお前らで全部食え!

 

はぁ(  ゚Д゚)?

彼はぼくのことを、どこかのフードファイターと勘違いしているらしい。

てか、「ちゃんと」ってなんだ?

ぼく
肉を5kgも用意したのも、人が集まらなかったのも、全部お前のせいだろうが。

ぼく
テメェで食えよ(# ゚Д゚)!!

 

しかし食えないものは食えない。

しぶしぶ宣教師が出した結論は…

ザビエル
余った分は全部、署の武道場の冷蔵庫につっこんどけ!

 

どうやら自分で持ち帰る気はないらしい

というか冷蔵庫に勝手につっこんで、後は放置するつもりだ

余った肉と大量の野菜だけで合計5kgちかくはあるだろう。

武道場の人たちからしたら、とんでもない迷惑である。

肉の後始末

ようやく、つまらないザビ会が終わった。

やっと解放される…。

正月の朝一からくだらないことで激怒され…

ゆっくりできるはずの朝から夕方にかけて、バイクで町中を駆けずりまわされ…

本番ではお寒い雰囲気の中、食いたくもない肉を大量に食わされる…。

しかしさっきも書いたように、ぼくには最後の指令がある。

余った食材を署に持っていき、武道場の冷蔵庫につっこむ。

そして知らん顔して帰る

ぼくは重たい食材を持って署に向かった。

武道場の冷蔵庫は小さい。

なにしろ、ぼくが家で使っている1人暮らし用の冷蔵庫と同じくらいのサイズなのだ。

この冷蔵庫に余った食材を入れるとなると、もう冷蔵庫はパンパンだ。

迷惑なのは誰の目にも明らかだろう。

大量の肉を冷蔵庫に押し込もうとすると、そこにいた別の上司にとがめられた。

上司
何してんだ、お前?

 

ぼくは事情を説明した。

それだけでなく今日あったこと、宣教師に対する愚痴、悪口、怒り、辛み、憎しみ、いろいろだ。

上司は笑いながら

上司
そうか、災難だったな。
上司
でも迷惑だから、肉をその冷蔵庫に入れるな。

 

はい、ごもっとも~。

当然の回答です。

肉の始末に困ったぼくは、とりあえず宣教師に電話して相談した。

ぼく
肉を冷蔵庫に入れるなって言われてしまいました。
ザビエル
そうか。
ザビエル
じゃあお前が責任持って、持って帰れ。

 

(  ゚Д゚)!?

こうして仕事明け、ぼくは全部で5kgちかいだろう食材を入れた袋を引きずって、家に帰っていった…

 

おわり

 

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