はい、どうも。ヴァシコ(@vasico003)です。
はじめまして。
ブログのタイトルを見て気づかれた方もいるかもしれませんが、ぼくは元警官です。
そんなぼくと警察との最初の出会いは、まだ子供の頃。
道ばたで拾った財布を交番に届けに行き、そこにいた警官に「バカ」と言われたことでした。
では、何故そんなぼくが警官になったのか。
よければ聞いてやってください。
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財布を届けたのに、警官に「バカ」と言われた、子供の頃のぼく
あれは小学校4年生のころ、友達と2人で塾に向かって歩いている時でした。
その途中、道に財布が落ちているのを発見。
大人になった今のぼくなら、そっと優しく財布を拾い上げ、お金を抜き取り、元の道に置いて去ってゆくことでしょう。
(嘘です。ちゃんと届けます。たぶん…。)
しかし、そこはピュアな少年時代。
一切の迷いも葛藤もなく、交番に一直線。
そんなことを考えつつも、駅前の交番へ。
中には40代くらいのお巡りさんがいました。
開いた入口の扉の外から
と告げたぼくと友人。
当然ほめてもらえるだろうと期待していたのですが、
みたいな、えらい淡白な態度で迎えられました。
今でいう塩対応ってやつでしょうか。
少々面くらいながらも中に入り、椅子に座って、お巡りさんの質問に答えていくぼくら。
淡々と答えていくぼくら。
しかし、次の質問で事態は一変します。
友人の父親の名前なんて覚えちゃいませんが、彼の父の名前は簡単な漢字で構成されていました。
しかしぼくの父の名前は、当時小4のぼくが口で説明するのは難しい程度にややこしい名前だったのです。
(※このセリフは、一部脚色しております。)
どう説明しようか考えながらも口ごもるぼく。
セリフだけ見るとコミュ障っぽいです。
衝撃でした。
まさか拾った財布を届けると、警察に「バカ」と怒鳴られるなんて。
小学校では習いませんでしたから。
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警官に「バカ」と言われて以来、警察嫌いになったぼく
もちろんその人がダメだっただけで、世の中いい警官もたくさんいます。
しかし当時のぼくの頭の中には、
『警察=あのおっさん=嫌なヤツ』
という揺るぎない方程式ができあがってしまっていました。
そう。あのおっさんこそ、当時のぼくにとって警察のシンボル。
『The警官』、『ミスター警官』、『警官の中の警官』だったのです。
中学生になっても、高校生になっても、それは変わりませんでした。
交番の前を通りかかり、中にいる警官を見つけては、絶対にばれないような遠距離からにらみつけていました。
(はい、チキンです。陰湿です。そして目がいいです。)
警官に「バカ」と言われたのに、何故か、警官になったぼく
人生とは不思議なもので、何故かそんな警察嫌いの少年は大人になって、あろうことか警官になります。
この後何かぼくにとって、警察のイメージを180度変えるような運命的な出来事があったのでしょうか?
いや、それともなかったのでしょうか?
↓につづく
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