はい、どうも。ヴァシコ(@vasico003)です。
ぼくはいま、アトピーの湯治・静養・観光・レポートもろもろ兼ねて、日本最北端の地=北海道は豊富温泉に来ています。
まだ4月なのに東京は日中25℃を越える天気のようですが、ここ豊富はというと…
日中から粉雪が舞っているではありませんか。笑
って叫びたくなる。
さて、今回はいよいよ豊富温泉の温泉のレポートをしていきます。
〇〇温泉の温泉って、同じ言葉が続いて言い方がおかしい気もしますが、他に良い表現が浮かびません。
誰か教えてください。
さて、以下本題です。
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目次
豊富町で温泉に入れるところ
温泉に入れるところは、全部で4か所あります。
公式HPにも載っていますが、1目で比較できるようにザックリ図にしてみました。
※スマホで見ている方はお手数ですが、一旦画面を横にして、ご覧になってください。m(_ _)m
料金 | 営業時間 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
大人 | 子供 | 65才以上 | 小学生未満 | 開始 | 終了 | 受付終了 | |
ふれあいセンター | ¥510 | ¥250 | ¥380 | 無料 | 8:30 | 21:00 | 20:30 |
川島旅館 | ¥800 | ¥400 | 大人料金 | 8:00 | 22:00 | 21:30 | |
ニュー温泉閣ホテル | ¥500 | ¥300 | 11:00 | 22:00 | 21:30 | ||
ホテル豊富 | ¥500 | ¥250 | 11:00 | 21:00 | 20:30 |
どこを選んでも、すべて源泉かけ流し。
ホテル豊富にはサウナもあるそうです。(まだ行っていない。)
(4/22追記:ふれあいセンターの一般客用の浴場にもサウナがあるそう。)
もちろん1か所に絞るのではなく、色んなトコロに浮気するのもアリですよ。
ふれあいセンターの特徴
ぼくが入っているのは、図で言うと一番上。
ふれあいセンターのお風呂です。

ここは豊富町が運営する施設。
なぜここを選んだのか?
他とは違う特徴をあげていきますね。
① 1回の入浴料で1日フリーパス
1回の入浴料は510円。
ニュー温泉閣ホテルやホテル豊富の500円より10円だけ高いですね。
しかし10円プラスして払うだけで、1日に何度でも入ることができるのです。
実際湯治客には、1日2~3回の入浴が勧められています。
一般のお客さんでも、風呂好きな方は1日に2~3回入浴しますよね。(し〇かちゃんとか)
というワケで、湯治客と風呂好きな方におすすめの施設と言えるでしょう。
② お得な回数券
ふれあいセンターでは、8枚1セットの回数券も売っています。
これを買えば、8日間風呂入り放題です。
気になるお値段は3,570円。
入浴券7枚分の価格なので、1枚分お得になります。
③ 湯治客用と一般客用で浴場が分かれている
ふれあいセンターでは、浴場が湯治客用と一般客用に分かれています。
違いは、1つがお風呂の温度。
一般用が40~41℃なのに対し、湯治用は38~39℃。
湯治用のほうが2℃ほど温度が低いんです。
湯治には、1回45~60分の入浴が勧められています。
ぬるめの温度に設定されているので、長時間の入浴も無理なくこなせますよ。
そして、もう1つ違うのが油の濃さ。
湯治用の浴場では毎朝、お湯に油の原液を足しているようです。
アトピーと乾癬に著効のある油なので、湯治用のほうが濃くしてあるというのもうなずけますね。
またアトピーや乾癬を患っている方は、一般の人に肌を見られることに抵抗があると思います。
(ぼくはあります。)
そういう面でも、一般客と風呂が分かれているのは嬉しいですよね。
湯治を続けていくうちに傷が治ってきたら、しっかり汗を出すために一般用の風呂に入るのもアリだそうです。
④ 65歳以上は入浴料が安い
ぼくには関係ないんですが、65歳以上の方はふれあいセンターだと入浴料が380円とお得です。
他の浴場だと、ふつうに大人料金ですので。
ふれあいセンターの風呂には年配の方が多いです。
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豊富温泉の浴場
さて、いよいよ温泉のレポートです。

ここは湯治用の風呂の入り口。
早速中に入ってみましょう。
中は携帯禁止のうえ、いつ行っても他のお客さんがいるので写真は撮れませんでした。
代わりにこれをご覧ください。笑

中はこんな感じです。
思ったよりこじんまりとしていて(失礼)、風呂は2m×1.5mくらいのものと直径3mくらいの小さな浴槽が2つありました。
(4/22追記:小さいほうの浴槽は、大きいほうに比べて温度が少し高いです。とはいえ一般用よりは低い模様。)
お湯の色はまさに図と同じような感じで、緑と茶色が混ざったような独特な色。
たとえが悪くて申し訳ないのですが、ヘドロみたいな色です。
(ごめんなさい。他に良いたとえが見つかりませんでした。でもいい意味でです。)
また、入ってすぐにビックリしたのはその匂い。
油のニオイがすごいです。
それだけで油分の強いお湯だということが分かります。
さらに2つの風呂の間のスペースには茶色いシャンプーボトルが2本。
これには原油が入っています。
乾癬患者は、この原油を直接患部に塗ると治りが良いようです。
ただアトピー患者には少々刺激が強い模様。
塗ってみたい人は、パッチテストのように傷のない部位に塗ってみて、肌が荒れたりしないようなら患部にも塗ってみるという段階を踏むのがおススメだそうです。
ぼくはメンドくさいのでやりません。
シャワーご注意
温泉に浸かる前に、まずは両端の洗い場で体を洗います。
するとビックリ!
入口から見て右側(図では左側)、5つあるうちの真ん中のシャワーの勢い・水圧がかなり強めです。
(1つだけ水道の形状が違うので、見れば分かると思います。)
その強さについて、あえて分かりづらいたとえをあげるなら…。
一般的な家庭用の風呂のシャワーを水鉄砲、スーパー銭湯のシャワーをなみのりとしたら、ハイドロポンプくらいの破壊力があります。
全身傷だらけのアトピー患者なら、間違いなくかなりしみるでしょう。
ちなみにぼくは左肘の内側に、主婦が水洗いのしすぎでできる指関節のぱっくり割れのような傷が5~6個ありましたが、その部分には当てられませんでした。
それ以外のシャワーは普通なので、傷の多い方は他のを選びましょう。
温泉レポート
ようやく温泉のレポートです。
温泉は、強いシャワーとは一転してとても優しい泉質。
油分たっぷりのお湯に体を包まれて、まるで守られているような感覚になります。
これならアトピーの傷にもしみないです。
また風呂温度が低く設定されているため、のぼせることもなく長時間入っていられます。
風呂からあがると、油分が強いためでしょうか。
体全体がしっとりと保湿されている感じ。
保湿剤いらずで(ぼくはもともと保湿はしませんが)、美肌意識の高い女子にもおススメできそうです。
ではアトピーに対する肝心の効果は…?
これらの記事を参照。↓
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