はい、どうも。ヴァシコ(@vasico003)です。
今年の4月半ばから2週間、北海道の豊富温泉に行ってきました。
豊富温泉といえば、アトピー性皮膚炎や乾癬に効果があることで有名です。
残念ながら、ぼくは帰宅後、感染症にかかってしまうという悲しい結果に終わってしまいましたが、アトピーへの効果はバツグンだと感じました。
この記事は、これから豊富温泉に行く、または行こうか迷っているという人のためのガイドページです。
完全に非公式ですが。笑
実際にぼくが豊富温泉に滞在して得た知識や経験・各施設の案内などを書いた各記事へのリンクもあるほか、この1ページだけでも充分豊富温泉が分かる記事になっています。
あくまで自分で体験した部分だけのガイドになりますが、それでも有益な情報盛りだくさんです。
このページを読んで、豊富温泉を予習しましょう。
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目次
豊富温泉ってなんぞ?
豊富温泉は、アトピー性皮ふ炎・尋常性乾癬などの皮ふ病に非常に効果があると有名な温泉です。
大正末期、油田を求めてあたりを掘っていた際、石油や天然ガスと一緒に沸いてきた温泉で、そのため油が混ざっています。
この油に含まれるタールという物質に、皮ふの抗炎症作用があると言われており、昭和初期には既に、皮ふ病やヤケドに効くと評判だったそうです。
その効果は絶大で、全国から湯治客が集まり、移住する人もいるほど。
ぼくも実際に入ってみて、その効果を実感しました。
豊富温泉ブログ記事まとめ①豊富温泉へのアクセス
豊富温泉は、日本最北端の都市・北海道稚内から南に下ること約50㎞。
つまり、ほぼほぼ日本最北端の場所にあります。
地図でいうと、このへん。↓

行き方ですが、まず飛行機で稚内空港まで飛びます。
羽田空港からだと、2時間かからないくらいですね。
ここから豊富温泉町に行くには、交通機関を使うか、レンタカーを借りて向かうことになります。
ぼくはレンタカーで行きました。
(なので交通機関でのアクセスに関しては分かりませんm(_ _)m)
車は、チセキ石油という地元のレンタカー屋さんから借りました。
湯治パックというプランで、1日につき3,500円で湯治期間中ずっと借りられます。
豊富温泉からだと、最寄りのスーパーへ行くのにも6㎞以上の距離があるので、自炊する方はこのパックがおススメです。
豊富温泉へのアクセスの注意点
1.鹿に注意
湯治パックでは、対人・対物無制限の保険が適応されています。
事故を起こした場合、支払うのは車の休業補償のみです。
これが車の壊れ具合にもよりますが、2~5万円。
ただし自損事故を起こすとプラス10万円。
これは壁や電柱などだけでなく、鹿をひいてしまった場合にも適応されるそう。
車道にも『鹿注意』の看板があります。
みなさん、注意しましょう。
2.スピード違反注意
稚内市街地から豊富温泉までは、国道とバイパスを通っていきます。
途中に信号もなく、ついついスピードを出してしまいがちです。
そのため、地元の警察がココでよく取締りをしているとのこと。
10㎞オーバーしただけでもキップを切られるみたいです。(レンタカー屋のおじさん談)
これって都会ではなかなか考えられないことですよね?笑
注意しましょう。
3.昼食は、稚内で事前に済ませましょう
1日1便しかない(夏は2便出るそう)飛行機で稚内空港に到着するのが午後0時30分ころ。
ここからレンタカーを使うにしろ、交通機関を使うにしろ、温泉街に着くのは昼2時をすぎてからになります。
温泉街にも食堂はありますが、そのどれもが昼食をやっているのは昼2時まで。
到着してからでは、どこも閉まっています。
また豊富市街地にもほとんど飲食店はありません。
昼食は事前に稚内市で済ませましょう。
豊富温泉ブログ記事まとめ②豊富温泉の宿泊施設
豊富温泉までの行き方が分かったところで、次は宿を決めましょう。
(え、わからないって?笑)
豊富温泉町には以下6つの宿泊施設があります。
①ホテル豊富 ②川島旅館 ③ニュー温泉閣ホテル
④湯快宿 ⑤湯の花荘 ⑥ホテルウイン
①~③はしっかりしたホテルや旅館で、値段はどこも最安のプランで1泊6,000円~。
短期滞在者や優雅に旅を楽しみたい人向けと言えるでしょう。
対して④~⑥は簡易な宿泊所。
お値段も控えめです。
長期滞在者や自炊する人に向いています。
湯治客におススメの宿3選

中でもぼくが湯治客におススメするのが、④~⑥の安い宿。
湯治に来るということは、1~2週間以上の長期滞在者が多いはずです。
本格的なホテルや旅館に長期間泊まるとなると、宿泊費や出てくる食事代がなかなかエラいことになります。
なので宿泊費が安く、自炊もできる安い宿がおススメです。
このうち、どれを選ぶかですが、これは個人の趣味によるって感じでしょうね。
以下、それぞれの宿の特徴やスペックを書いていきます。
④湯快宿…学生寮のような部屋、キッチン・ユニットバス付、11帖と広い。
⑤湯の花荘…最安、建物がかなり古い、和室、キッチン・トイレ共同、風呂なし、ネット接続環境あり。
⑥ホテルウイン…ウィークリーマンションのような部屋、キッチン・ユニットバス付、ネット接続環境あり。
次に各施設の宿泊費です。
いずれも一番安いプランで2週間いた場合。
④湯快宿=35,640円
⑤湯の花荘=26,410円 ←最安!
⑥ホテルウイン=53,200円
※冬の場合、湯快宿と湯の花荘は、上記の値段に暖房代が上乗せされます。
ちなみに、ぼくのおススメはホテルウインです。

上記3つの中では値段が一番高いですが、部屋もキレイだし、設備もあって、ネット接続環境まである。
3つのメリットをすべて揃えていたからです。
ただしネコたちがいるので、アレルギーの方にはおススメしません。
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豊富温泉ブログ記事まとめ③豊富温泉の入浴施設
さて、肝心の入浴施設です。
豊富温泉町では、入れる温泉が4つあります。
①ふれあいセンター ②川島旅館
③ニュー温泉閣ホテル ④ホテル豊富
値段は、ふれあいセンターが510円。
温泉閣とホテル豊富は500円。
川島旅館は800円です。
(いずれも大人料金。)
子ども料金や各営業時間などを知りたい方は↓の記事をどうぞ。
ふれあいセンター
おススメはなんと言っても、ふれあいセンターです。

では、ふれあいセンターがおススメな理由をあげていきましょう。
①ふれあいセンターでは、1枚の入浴券で、その日1日何度でも入浴することができます。
フリーパスですね。
湯治では1日2~3回の入浴が勧められているので、湯治客にはうってつけです。
②8枚つづりの回数券が7枚分の3,570円で売られており、1日分お得。
③毎月26日(フロの日)は入浴料が半額。
④ふれあいセンターのお風呂は湯治客用と一般客用に分かれている。
アトピーや乾癬を患っていると、肌を人に見せるのに抵抗があるという人は多いと思います。
ぼくはイヤです。笑
しかし、湯治客用の風呂に入ってくるのは皮ふ病患者だけ。
なので健康な人に肌を見られる心配はありません。
(ただし土日などの混雑時に、明らかに皮ふ病でも何でもない人らが友達連れで湯治客用の風呂に入ってくることはあります凸(゚Д゚ )きっと一般客用のほうが混んでいるのでしょう。)
ちなみに両者の違いは、風呂の温度と油の濃度。
湯治客用の風呂のほうが一般客用より2~3℃温度が低いようで、長時間の入浴向きです。
また湯治客用の風呂には、アトピーや乾癬に効く原油を毎朝足しています。
中はこんな感じ。

ちなみに左側にある小さいほうの風呂は、右よりも温度が高めです。
ふれあいセンターの設備
ふれあいセンターは2階建てで、上の階にはこんな設備が。
休憩室

広々とした休憩室です。
広すぎて全体を1枚に写せませんでしたが、広さはコレの倍。
風呂上がりの休憩にもってこいですね。
Wi-fiフリーなので、パソコンがあればネットもできます。
さらに奥には、

本棚に大量のマンガ。
これも全体を写せませんでしたが、写真の4倍の大きさがあります。
暇つぶしには困らなそうです。
コンシェルジュ・デスク
休憩室の隣には、豊富温泉の総合案内所・コンシェルジュ・デスクがあります。
スタッフが湯治のやり方を指導してくれたり、観光案内やレンタカーの手配までしてくれるそうです。
健康相談員も常駐しているので、体調に不安が出てきたら相談しましょう。
豊富温泉ブログ記事まとめ④豊富温泉の食堂・売店
豊富温泉には食堂もあります。
まずは引き続き、ふれあいセンターから。
ふれあいセンター

営業時間は、昼の部が11時~14時、夜の部が16時~20時。
土日祝日は11時~20時まで。
店のいちおしメニューはエゾ鹿肉のジンギスカン。
なんですが、ぼくはベジタリアンなので食べていませんm(_ _)m
食堂の隣には売店があり、アイスやジュース、お土産物などが売られています。
ニュー温泉閣ホテル

宿泊&入浴施設のニュー温泉閣ホテルですが、ここにも食堂と売店があります。
宿泊客でなくても利用できますよ。
食堂の営業時間は、昼11:30~13:30、夜17:00~19:30まで。
おススメメニューは海鮮丼。
ちなみに写真は、海鮮丼の下位互換(?)、海鮮ぶっかけ丼です。

しかしこのホテルの1番の見どころは、なんといっても売店。
お土産物やアイスなんかも売っていますが、こんなコーナーも。

自然食品コーナーです。
有機栽培、添加物なしのオーガニックのジュース・紅茶・ジャム、果てはチョコレートまで置いてあります。
添加物に弱いアトピー患者には嬉しいコーナーですね。
また、こちらはさすがに無添加ではありませんが、おススメのアイス。

その名もカタラーナ。
豊富サロベツ牧場の牛から絞った牛乳でできた生クリームと、レモンと洋酒で作ったケーキアイスです。
コレがめっちゃうまい(゚Д゚)
豊富に行ったら、絶対に食べたい一品です。
工房レティエ

温泉街にあるワケではありませんが、ココを紹介しないワケにはいきません。
工房レティエは、豊富町にある無添加ジェラート屋。
有名雑誌で日本一のアイスクリームにも選ばれた名店です。
豊富温泉からは車で約20分の距離にあります。
ココも無添加ということで、アトピー患者には嬉しいかぎりです。
ちなみにぼくはジェラートではなく、チョコレートパフェを頼みました。
メチャクチャおいしいです。

おわりに
豊富温泉へのアクセス・宿泊施設・入浴施設・食堂や売店など、ざっくり1記事にまとめてみました。
コレを読んでくれた方は、8割くらいは豊富温泉のことが分かったんじゃないでしょうか?笑
この記事に載っているリンク先以外にも、ためになる情報が豊富温泉カテゴリーの各記事にまとめてありますので、気になる方はチェックしてみてください。
また残りの2割は、ぜひご自身で現地に行って確かめてきてくださいね(`・ω・´)ゞ
じゃあの。
おわり
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