はい、どうも。ヴァシコ(@vasico003)です。
組織で働く人であれば、絶対に避けられないこと。
それは上司に怒られることではないでしょうか?
ぼくも警官時代は…そりゃもう、めちゃくちゃ怒られてました(゚∀゚;)
お説教はキライでしたが、これって有り難いことでもあるんですよね。
怒られることによって、仕事を覚えたり、成長できたりするからです。
でも、すべてのお説教がありがたいかといえば、そうではありませんでした。
説教する上司には、大きく分けて2タイプあります。
1つは、相手のためを思って叱るタイプ。
もう1つは、相手のためでなく、自分自身のために相手を叱るタイプです。
この2つのうち、後者のタイプのするお説教は、まったくありがたみを感じませんでした(゚∀。)
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目次
相手のために説教する上司
付いていくなら、こういう上司にしましょう。
彼らがあなたに説教する理由は
というように、相手のためを思ってのことです。
怒るという行為は、かなりのエネルギーを使います。
という心理的な負担もありますしね。
いわば自分の体力と信用を犠牲にしてまで、あなたのために怒ってくれてると言ってもいいでしょう。
相手のために説教する上司の事例
警察学校時代のぼくの教官が、まさにこういうタイプでした。
当時は、殴られたり…蹴られたり…投げられたり…歯が割れたりもしましたけど(゚∀。)笑
これは教官自身も言っていたことですが、訴えれば勝てたかもしれませんし、そうなればクビは必至です。
それでも相手=ぼくのために、これだけ怒ってくれたんだと今は感謝しています。
(それだけ警察学校でのぼくの態度は、なめきっていたものでしたから。笑)
ぼくは4年前に病気で警察を辞めましたが、いまだに「体は大丈夫か?」とメールをくれるのは、この教官だけです。
相手のために説教する上司の良いところ
こういうタイプの人のありがたみって、なかなかリアルタイムでは分からないもんなんですよね(゚∀゚)
正直、当時は超苦手でしたもん。笑
ただ普段は怖いけど、それだけ相手を想って叱ってくれる人なので、あなたの危機には必ず力になってくれます。
マンガのキャラでいえば、こち亀の大原部長。
上司ではありませんが、映画版のジャイアンはこのタイプですね。
(もっともジャイアンの日ごろの傍若無人な振る舞いは、間違っても相手を想ってのことじゃありませんが。笑)
直属にいるときはなかなか難しいですが、上司の手を離れて時間が経てば、必ずありがたみが分かるようになりますよ。
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自分自身のために説教する上司
もう1つがこのタイプ。
これは要するに、あなたが何かミスを犯したときに
という上司。
上の上司とは真逆で、部下のためではなく、あくまで部下のせいで自分が怒られるのがイヤで説教するタイプです。
別にこういう人を否定する気はありませんよ。
ぼくだって好きな部下ならまだしも、嫌いな部下のせいで上司に怒られるハメになったら絶対怒りますもん。笑
ただ、こういう上司に付いていく必要性はまったく感じません。
自分自身のために説教する上司の事例
ぼくが警察署に勤務していたときの係長が、まさにこの典型でした。
(↓の話に出てくる係長Bです。この記事でも同じ名で呼びます。)
ぼくは警官だった当時、始末書的なものを2枚書いてるんですね。
1つは、仕事中に赤信号を無視して、市民に通報されたとき。
もう1つは、警備中に車内で爆睡しているところを市民に盗撮されたときです。
こういう場合って、まずぼくが係長から怒られて、署長に報告がいった後、係長が署長から怒られるんですよ。
監督不行き届き的な。
これってまさに、ぼくのミスのせいで係長が怒られる典型的なパターンですよね。
当然2件とも、係長Bにこっぴどく怒られるかと思いきや…。
怒られたのは盗撮されたときだけで、信号無視したときは怒られませんでした。
何故だか分かりますか?
・・・
いや、絶対分かるはずないので説明しますね。笑
上司に怒られなかった理由
ぼくが所属していた地域課(交番勤務)には係長が3人いて、そのうちの2人(係長AとB)が当番日の最後に毎回、署長に「今日の出来事」を報告するんですね。
報告内容は、こんな通報・事件があったとか、実績が何件だったとか、部下がこんなミスをしたとかです。
で、この報告なんですが、係長2人が交代で行っています。
前回は係長Aが報告したから、今回はBがやるみたいな。
ここまで言えば、分かったかたもいることでしょう。
なぜ係長Bは、ぼくが盗撮されたときは怒って、信号無視したときは怒らなかったのか?
それは、盗撮されたときは係長Bが署長に報告する日だったから。
逆に信号無視したときは、係長Aが報告する日で、自分は署長に怒られないからです。
(なのでもちろん、係長Aにはめちゃくちゃ怒られましたよ。笑)
もし彼がぼくのことを想ってくれていたなら、報告の有無関係なく、どちらも注意するべきですよね?
特に気をつけるべきな上司
とか言う上司には、特に気をつけましょう。
相手のために部下を叱るタイプの上司は、絶対にこんなことは言いません。
(言わずに実行してくれます。)
こういうことを自分から言う人は、間違いなく自分自身のために部下を叱るタイプです。
なぜ気をつけなければいけないのか。
それは彼らが
というパフォーマンスを見せることで、部下に恩を売り、自分のために献身的に働かせようとしているからです。
(それか、ただの勘違い野郎。)
自分自身のために部下を説教する上司は否定しませんが、こういうタイプは断固否定します。
また
という上司にも注意が必要です。
これには、本当は自分自身のメリットのために言っているのを相手のせいにして、自分の意見を正当化させる目的があります。
つまり、まったく相手のために言っていません。
それから、ささいなことで必要以上に怒鳴り散らすヤツにも注意ですね。
威圧的・高圧的な人に多いです。
警察みたいなブラック組織って、こういう人けっこういるんですよ(゚∀。)
この手の人たちは、怒ることで自分の権力を相手に誇示したいだけ、あるいはそうすることで悦に浸りたいだけです。
それが目的なだけに、説教の内容もためになるものではありません。
なるべく関わらないようにするのが吉ですね♪
自分自身のために説教する上司への対応
もう1度言っておきますが、こういうタイプの上司を否定する気はありません。
自分のせいで、上司に迷惑をかけたことは確かですからね。
ただ、付いていく必要もありません。
自分自身のために相手を叱る上司は、相手のために叱ってくれる上司と違って、あなたのことなんて何も気にかけていないからです。
あなたに危機が訪れても、まず助けてはくれないでしょう。
(現にこの係長Bは、ぼくが病気で休職しているときに、しつこく電話で復職を迫ってきました。「お前のために言ってるんだぞ。」とかワケの分からないことを言って。笑)
そういう上司のために、あなたが犠牲になるような行動をとる必要はないということです。
ぼくも当初は実績優秀でしたが、警察のシステム上、ぼくが実績を稼げば稼ぐほど上司の評価もあがってしまうため、必要以上に働くのを止めました。
逆に
と不満に感じているかたは、部下への叱り方を相手本位のものに変えたら、うまくいくかもしれませんよ。
以上!じゃあの(`・ω・´)>
おわり
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