警官辞めてからシリーズ~第1話~アトピーで警察辞めた話

はい、どうも。ヴァシコ(@vasico7)です。

ぼくが警察を辞めた理由。

それはアトピー性皮膚炎という病気のためです。

発症したのは18歳のとき。

それから3年して一旦は治ったのですが、25歳のときに再発してしまいます。

そのきっかけは、警察での仕事中のある出来事でした。

今回は『警官辞めてからシリーズ』の第1話です。

 

スポンサーリンク

暴風雨の中、バイクで爆走

それはある夜のこと。

管轄内の駅構内で盗難事件が発生。

犯人は、駅の入り口に面した国道をたった今逃げていったばかりとのこと。

ぼくたち警官は手分けして犯人を捜すことになりました。

外はあいにくの暴風雨。

ぼくはその中をバイクに乗って駆け巡りました。

捜索は2時間にもおよび、全身びしょ濡れ。

レインコートは着ていましたが、これだけ雨が強いと意味がありません。

結局犯人は見つからず、諦めて交番に戻りました。

アトピー再発&入院

それから数日して、異変に気がつきました。

顔に痒みをともなう炎症ができていたのです。

すぐにアトピーが再発したとわかりました。

放っておけばじきによくなるだろうとたかをくくっていましたが、症状はいっこうに治まりません。

当時は3日に1回、30時間不眠不休で働いていたうえ、休日出勤もしばしばという状態でした。

いや、働かされていたと言うべきか…。

無理がたたったのか、炎症は体のあちこちに広がり、どんどん酷くなる一方です。

とうとうぼくは働くのが困難な状態になり、休職届を出して入院することになります。

そうだ、警察やめよう

ぼくが入院したのは大阪。

全国から重症の人が集まってくる、アトピー患者には有名な病院でした。

薬は使わずに、人間の自然治癒力で治すというのが治療方針です。

入院中、この先のことを考えていました。

ぼく
この仕事を続けていたら、アトピーは治らないだろうな…。

 

なぜなら警察には夜勤があります。

というか夜勤は欠かせません。

ヴァシコ
ほら、夜更かしはお肌に悪いって言うじゃない(ノ∀`)?

 

それに休憩も休日もまともにとれないような環境です。

病気になる前から、当時の彼女も、ぼくがあまりに働きづめなことを心配して

彼女
お願いだから仕事辞めて。死んじゃうよ。

 

と言ってくれていました。

エェ子や(ノ∀`)。

ちなみに当時の給料を、ざっくり時給に換算すると…

700円でした(゚Д゚)。

サービス出勤多すぎです。

おそろしいですね(笑)。

スポンサーリンク

嫌がらせ

警察を辞めることは決めたものの、それを言うのは退院してからにしようと決めていました。

すぐに退職すれば貰えませんが、休職中は全額ではないにしろ給料が出ます。

なので今すぐ辞めるよりも、退院まで引っ張ったほうがお得だったのです。

みなさんの税金をこんなことに使わせてしまってごめんなさい。

しかし、ご安心を。

こんなぼくにはこの後、ちゃんとバチが当たります。

係長ピンチ

ぼくが休職したことで、ぼくのいる係はちょっとした窮地に追いやられます。

お前がいなくなった分、他の人の負担が増えるから?

 

もちろん、それもあります。

しかしそれよりよっぽど問題だったのは、

ぼくがいなくなった分、係全体の実績が減るからです。

係の実績は、そこに所属する係員の実績の合計値。

実績は、犯人の検挙件数や切符をきった枚数などのこと。(別名、点数稼ぎ)

以前、↓の記事でも触れましたが、係の実績が少ないと、係長が上からメチャクチャ怒られます

警察の激務さについて語ろうか

2017.04.03

そう。

ぼくが休職したおかげで係の実績は減り、係長は連日上から怒られまくるハメになってしまったのです。

ちなみにぼくは、80人くらいいる地域課(交番勤務)員の中で実績トップ5の常連でした。

優秀だったわけじゃありません。

若手だから、たくさんこき使われていただけです。

そんな事情もあり、係長は何とかぼくを復職させようとしてきます。

熱烈ラブコール

ぼくが休職してしばらくして、係長からの電話攻撃が始まります。

係長
治ってなくてもいいから、今すぐ戻ってこい!
クズ…いや、係長
医者に止められても、自分から「もう大丈夫ですから、仕事させてください。」って課長に言え!
係長
お前のために言ってるんだぞ!
やっぱクズ
(悪化したと言ったら)なんだ!仕事したくない病か?

 

こんなことを連日連夜、電話で言われ続けます。

完全にパワハラです。

もっとも、警察にパワハラなんて概念はありません

そんなことを言ったら笑われます。

ガチでそういう世界です。

精神的にも追い込まれていったぼくは、その都度どんどん症状が悪化していきました。

退院して退職

ようやく退院できたのは、入院からじつに5カ月が経ってから。

それでも、症状は完全には治まりませんでした。

退院した翌日には職場に行って、すぐに「辞める」と伝えました。

職場で会った係長に、一応退院したことを報告すると

クズ
入院ったって、遊んでたようなもんだろ?楽しかったか?

 

ぶっ〇ろす(゚Д゚#)!

 

第2話につづく。

警官辞めてからシリーズ~第2話~警察辞めた後の話

2017.04.09

 

スポンサーリンク

 

この記事が気に入ったら、みんなにシェアしよう!