はい、どうも。ヴァシコ(@vasico003)です。
ぼくは無駄にビジネス系の本(特に自分にも関係するインターネット・ビジネス)を読むのが好きなんですけど、そういう本によく出てくるのが
という言葉。
これは、
・失敗は一見悪いことのように思えるけど、実は成功よりも得る経験値は多い。
・成功者は過去にたくさん失敗しているからこそ、多くの経験値を積んで、現在の地位がある。
・だから失敗を恐れず、どんどんチャレンジするべきだ。
ってことを言っています。
こういう言葉を見るたびに
と思うんですが、ぼくは超~慎重な性格。笑
頭で分かっていても、なかなか実践に移せません(゚∀。)
振り返ってみると、昔はこんなに慎重じゃなかったし、どちらかといえば失敗を恐れないイケイケな性格だったハズ…。
…ありました( ゚д゚)ハッ!!
失敗を極端に恐れるようになった契機が。
それは…警察学校時代です。
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目次
失敗を恐れる人は結果が出せない
ネットビジネスでもなんでも、何か新しいことを始める時、ぼくはその分野について徹底的に調べないと気が済みません。
未知の分野なワケですから
なんかを時間を使って、かなり色々調べます。
でもコレって、上述のビジネス書なんかに言わせれば、典型的な結果の出せないタイプらしいです(゚∀。)笑えない
慎重派vsイケイケ派
わかりやすい例を出しましょう。
ある2人に、とあるビジネスに取り組むように命じます。
1人は「ガンガンいこうぜ」なイケイケ派。
もう1人は「いのちだいじに」な慎重派。(ぼく)
2人とも、命じられたその分野に関しては全くの素人です。
この2人がまず取る行動は
1カ月後、イケイケ君が手痛いミスをしました。
3カ月後、イケイケ君がまた別のミスをしました。
6カ月後。
さて半年経って、より多くの経験値を積めたのはどちらでしょうか?
より多くの成果を出せるのは?
答えはカンタンですね。
もちろんイケイケ君です。
イケイケ君の経験はすべて実体験ベースのもの。
対して、慎重君は他人の経験を本やネットで調べただけで、自身は何の経験もしていません。
最初に「とあるビジネス」と言いましたが、これが何であっても同じことです。
「料理」だったら、イケイケ君は実際に料理をしていたのに対し、慎重君はクックパッドを読んでいただけ。
「サッカー」だったら、イケイケ君は実際にサッカーをしていたのに対し、慎重君は教則本を読んでいただけです。
半年後、どっちがうまくなっているかは明らかですよね。
だから失敗を恐れて、勉強ばかりしているよりは、多少失敗してでも実際にやってみるほうが大事なワケです。
ただ残念なことに…ぼくはまさにこの慎重君タイプだったんですよ(´・ω・`)
以後改めます。笑
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ミスすると殴られ、脅される警察学校
話を戻します。
ぼくがイケイケ君から慎重君になった契機、それは警察学校時代です。
ミスに厳しすぎる警察学校
警察学校では、校内での動き方がすべて指定されています。
歩き方、歩くときの腕の振りの角度、走るときのポーズ、止まるときの足踏みのしかた、礼のしかた、お辞儀の角度、イスからの立ち上がり方、教官に何か報告するときの動きから文言まで…。
入校式や拳銃貸与式などという式典のときには尚更厳しいです。
その細かい動きはすべて監視され、少しでもミスをすると手や脚が飛んできたり(´ε(〇=(゚∀゚)
と脅されたりします(゚д゚lll)
ハンコを押す時も、少しでもインクがかすれたら呼び出し。
手書きの書類も、誰か1人でも間違えたら、全員書き直しです。
半年もの期間、学校に箱詰めにされて、ほんの少しのミスで殴られたり、職を失うかもしれないという恐怖の中で生活していれば、そりゃあ性格も慎重になります。笑
ミスすると、ずっと言われ続ける警察組織
警察学校のような無駄に厳しい規律こそなくなりますが、無駄にミスに厳しいのは現場も同じです。
ぼくは警官時代、仕事中に信号無視をして通報されたことがあるんですが
【こちらの記事参照→警官が仕事中、信号無視した結果はこちら】
この時の話は、それから何か月経っても、上司に言われ続けました。
みたいな感じで、ずっと取引の材料にされてしまいます。
もうね…
ってくらい、しつこく言い続けてくるんですよ!
まるでミスしたことが、ずっと背負い続けないといけない大罪であるかのように!
(この手のエピソードは他にも山ほどあるんですが、長くなるのでやめておきます。笑)
人間誰でも失敗するのは当たり前なのに、警察は些細なミスも許しません。
この風土は警察組織全体に根付いているのか、上司たちも失敗して上から怒られることを極端に恐れているように見えました。
「失敗するな!」という言葉の無意味さ
なんで警察はこんなにもミスに厳しいのか考えてみました。
それは、警察という仕事は時には人の命を預かる仕事だから。
誰かの命が危険にさらされている時、絶対に失敗は許されません。
だから普段からミスには厳しくしている。
という仮説を立ててみましたが、う~ん…やっぱり納得できません(゚∀。)
ちょっと想像してみてほしいんですが、上司からある仕事をやるように指示されて
って言われるのと
って脅されるの、どっちのが失敗する確率高いと思います?
ぼくも警察学校時代そうだったんですが、
って常に怯えていて、逆にうまくできないことが多かったんですよね。
教官の書いたぼくの通信簿には「緊張しやすい。」って書いてあったけど
って思いましたもん。笑
本当に失敗を防ぐのが目的なら「絶対ミスするなよ!」なんて脅しは、熱湯風呂を前に
って叫ぶのと同じくらい逆効果なんじゃないでしょうか?笑
というわけでみなさん。
ぼくと一緒にたくさん失敗しましょう(`・ω・´)笑
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