はい、どうも。ヴァシコ(@vasico003)です。
先日、2chのまとめサイトを眺めていたら、こんな記事を見つけました。
こ…これは(# ゚Д゚)https://t.co/XHAEMZrOYL
— ヴァシコ (@vasico7) 2017年10月25日
今から2年前、兵庫県警の機動隊員が、いじめが原因で自ら命を絶った事件です。
痛ましい気持ちにはなりましたが、驚くことはありませんでした。
なぜなら、この事件のほんの1か月前。
ぼくは警察学校時代の同期から、(県は違いますが)機動隊でいじめにあっていたという話を聞いたばかりだったからです。
彼は機動隊の上司や先輩から何かとイチャモンをつけられては、殴られたり、蹴られたりの暴行を受けていました。
この話を聞いたとき、ぼくは
と思いました。
なぜ警察では、いじめが容認されるのでしょう?
その理由や背景を書いていきたいと思います。
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目次
平気でいじめを行う警察官は多い
嬉々としていじめを行う警官。
部下をいじめることに、なんの疑問も抵抗もない警官。
こういうヤツらは、けっこう存在します。
ぼくの先輩(じじいですが)には、過去に自分がしたいじめを嬉しそうに語るヤツもいました。
先ほど挙げたぼくの同期は、機動隊で複数の警官たちから暴行を受けたほか、昇任試験の勉強の妨害などの嫌がらせもされていたそうです。
いじめられていた上司
ぼくの上司(A部長とします)は前の所属先の警察署で、係長からのいじめが原因でうつ病を発症してしまいました。
(分かりづらいでしょうが、偉さはA部長<係長です。)
A部長がいじめられた理由は、係長に意見したからで、その日以降いやがらせを受けるようになりました。
A部長は犯人を検挙しても、その実績を他の警官の手柄にされ、いくら働いてもノルマが達成できないように仕立て上げられてしまったのです。
また本来なら3~4人で処理するような事件や事案を、1人でやるように指示されていました。
これらは2つとも、もちろん係長の工作によるものです。
この係長は要するに
という流れで、A部長に嫌がらせをしていたワケですね。
と思いませんか?
この係長含め、上に挙げたいじめ警官たち、みんな4~50代(当時)のいい歳したオッサンばっかなんですよ?
いじめをする子供のことをいじめっ子と言いますが、彼らのことは何と呼べばいいんでしょうか?
いじめっおじさん?
いじめがいけないことなんて小学生でも知っていることなんですが、どうやら彼らの精神年齢はそれ以下のようですね(´・ω・`)
警察では、いじめによる事件があとを絶たない
とはいえ、こういう低俗な人間がいるのは、なにも警察組織に限った話ではありません。
どこの世界にも、こういう人は少なからずいるでしょう。
しかし何故か、いじめやパワハラが原因で自ら命を絶つ人間が、警察には特に多いんですよ!
(詳しくは↓の記事を参照してください。)
なぜなのか?
これは警察組織の体質そのものに問題があると言わざるをえません。
以下、その理由を書いていきます。
警察で、いじめが起こる理由
警察は、超体育会系組織だからです。
上下関係は絶対。
上司が「白」と言えば、漆黒の闇も白くなります。
上の例で言えば、A部長は、上司である係長の仕事の進め方に意見しました。
理論的には正しいことを言ったのかもしれません。
しかし、たとえどんなに正しかったとしても、それは間違いなんです。
なぜなら理論どうこうでなく、警察では上司の言ったことのほうが正しいから。
係長からしたら、A部長は間違った意見で自分に歯向かった反逆者に他なりません。
そして、もう1つ。
警察の世界では、部下に人権なんてありません。
これくらいの感覚なワケです。
自分に反抗していない部下に対するいじめも、結局は同じことが言えます。
みたいな。
これらはあくまで、低俗な一部のいじめ警官の思考回路ですよ?
警官全員がこうなワケじゃありません。
でも警察の超体育会系な体質は、こういうアホを産み出す温床になっていると思いませんか?
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警察で、いじめが止まらない理由
民間企業でいじめられている人がいたら、誰かに相談しますよね?
上司だったり、監査があるならそこに相談すれば解決するでしょう。
しかし、警察はこうはいきません。
いじめやパワハラを受けた時に、上司に相談するという発想を、多くの警官にはできないんです。
警官はみな、いじめられることと我慢することに慣れている
これに例外はありません。
なぜなら、警察学校がいじめみたいなものだからです。
歩き方や走り方、お辞儀の角度など、警察学校では事細かに無意味なルールが決められています。
この動作を少しでも間違えれば蹴られ、7を「なな」といえば殴られる世界です。(「しち」と言うのが正解。)
育成のためという大義名分こそあれど、こんなもの外の世界から見たら、いじめ以外の何物でもありません。
そして、それを行うのは、本来なら相談相手になるはずの教官たちです。
つまり、こうした理不尽な扱いをいくら受けても、警察学校には相談相手がいません。
いやなら辞めるか、我慢するしかありません。
警察学校を卒業した人たちはみな、このいじめを耐えてきた人たちです。
そうすると、どうなるか?
彼らは現場でいじめられても、ガマンするしかないと考えてしまうんです。
少なくとも、ぼくがパワハラにあっている時は、こういう心境でした。
というか、これは今でもそう思っています。笑
警察で、いじめがなくならない理由
上にも書きましたが、警察内でのいじめが理由で命を絶つ警官は多いです。
なのに、これまで何の対策もされていないんですよ。
そりゃ、なくなるワケありませんわ(゚∀。)
それどころか、いじめ加害者に対する処分もありません。
冒頭に挙げた兵庫県警の機動隊での事件も、被害者の遺書にいじめ加害者の名前が書かれていたのにも関わらず、何の処分もなし。
遺族が情報開示を要求しても、返ってきたのは真っ黒な紙。
(↑これ、ぼくにも意味がわかりません。)
結果的に、いじめ加害者たちを擁護してますよね?
いじめを容認してますよね?
ってアホ警官、ますます増えますよ?
警察は市民の安全を守るのが仕事なのに、警官の安全は守らないんですか?
警察の仕事って、市民の生命・身体・財産を守ることですよね?
それらを人から奪う罪人を捕まえて、真面目な市民が安全に暮らせる社会を作るのが仕事ですよね?
じゃあ警察内はどうなんでしょうか?
警官は、部下の警官の生命なら(直接的ではないにしろ)奪っていいんですか?
部下の警官の身体なら、殴ったり蹴ったりして傷つけていいんですか?
警察組織がやっている、いじめの容認はまさにそういうことですよ。
他の真面目な警官が安全に仕事をするために、いじめをするような警官は排除すべきです。
少なくとも、民間企業はそうしているはずですよ。
これ以上、被害者が出ないように対策してほしいものですね(´・ω・`)
おわり
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