はい、どうも。ヴァシコ(@vasico003)です。
かつて、ぼくが警察官になろうと思った理由の1つが
というものでした。
自分自身が弱かったり、お人よしだったりで、人からだまされたりすることが多かったもので…(´・ω・`)
相手のことを憎んだりもしました。
それで、そんなクズども(←口悪い。笑)を蹴散らして、同じような弱い人たちの助けになりたいって思ったんです(`・ω・´)
でも、コレは幻想でした。
警察官になってすぐ、ぼくは前みたいに
なんて、まったく思わなくなってしまったんです。笑(?)
その理由がコチラ↓
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目次
困ってる人を助けたいと思った理由
ぼくが遭ったイヤな目なんてのは、ただハニートラップに2回連続でかかったってだけのことなんですが。笑
当時は結構へこみました。
だって、2連続ですよ( ゚д゚)!!
もちろん、それぞれ別の女相手に。
女性不信になるわ!笑
まぁ、今はさすがに
と思っていますが、当時はけっこー引きずりました。笑
そう!やられた方は引きずるんです!
一生苦しむ被害者と、ウェーイな加害者
これってイジメや犯罪でも同じなんですよ。
(ハニトラと一緒にするのは失礼ですが…。)
イジメや犯罪の被害者は、当時の忌まわしい記憶を忘れることができずに一生苦しみ続ける人もいます。
一方で加害者の大半は、相手を傷つけたことなんか、いちいち気にしていません。
一時気にしたとしても、時間が経てば忘れます。
しばらくしたら、Facebookにでも
とか書いて、仲間とのBBQ写真でも載せて、リア充アピールしていることでしょう(゚∀。)
加害者が人生を謳歌している一方で、その加害者のせいで一生苦しむ人もいる。
なーんて理不尽なんでしょう(# ゚Д゚)
そう思ったんです。
キッカケはハニトラですけど。笑
ちなみに、警察になろうと思った最初のキッカケは占い…(゚∀。)
被害者支援
警察官の採用試験の面接で、志望理由を聞かれたときも
と答えました。
もちろん、占いやハニトラについては触れていません。笑
面接官は
と言っていました。
ちなみに当時も今も、ぼくは警察に憧れたことは一瞬たりともありません。笑
被害者支援室
ぼくは無事、採用試験に合格して、警察学校に入校。
そこで、警察の本部には『被害者支援室』なる部署があるということが分かりました。
これはおもに性的被害を受けたJKなど、事件によって心に大きな傷を抱えた被害者たちを、事件後も長きにわたって心理的にフォローしていくという部署だそうです。
こんなものがあると知って、すぐに思いました。
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被害者は善?
それからしばらくして警察学校を卒業し、警察署に配属され、現場に出ることになりました。
現場に出るということは、実際に事件の被害者にも会うということ。
ここで、ぼくの被害者支援室に入る夢は、もろくも崩れ去りました。
被害者に対するイメージ
加害者⇒悪・クズ
被害者⇒善
現場に出て、実際に被害者たちに会うまでの、ぼくのイメージはこうでした。
加害者が『悪』というのは間違いないとして、被害者はその反対だから『善』と短絡的に思いこんでしまっていたんですね。
つまり、被害者はみんな良い人だという風に。
↑被害者の方全般に、こういうイメージを持っていました。
被害者にはイヤなヤツもいる
しかし、いざ現場に出て、色んな被害者の方に会うと、考えが変わりました。
被害者のみんながみんな、良い人とは限らないんです。
やたらと高圧的な人。
イヤな目にあったからって、コッチにヤツ当たりしてくる人。
そもそも前科いっぱい持ってるけど、たまたま今回、被害者になっただけの人(゚∀。)
こういう被害者たちもたくさんいます。
冷静に考えれば分かることだったんですが、被害者にはイヤなヤツもいるんです!笑
ぼくもまさにそうだったんですが、自分が被害者側の目線に立つと、こうした当たり前のことを見落としがちになります。
そういえば、ぼくがアトピーを発症した原因は、犯人捜索のために豪雨の中をバイクで2時間も走っていたからなんですけど…。
このときの被害者も、警察にヤツ当たりで怒鳴り散らしてて、すんげぇイヤなヤツだったんです(゚∀。)
こんなヤツのためにアトピー発症したのかよ…(゚∀。)
イヤな相手でも助けたいと思うか?
もちろん、これだけのことで彼らを「善じゃない」とカテゴライズするのは短絡的かもしれません。
でも、やっぱり自分が
と思った相手を助けたいとは思えなかったんですよね。
そんなこんなで、被害者支援したいというぼくの想いは、あっさり壊れていきました(゚∀。)
同じような思いで、警察になりたいという人は、イヤなヤツ相手でも助けたいと思えるか、今一度考えてみてくださいね。
おわり
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