はい、どうも。ヴァシコ(@vasico003)です。
先日、当ブログに警察官志望の方からコメントをいただきました。
(掲載させていただきますm(_ _)m)

驚きましたよ。笑
だって、ぼくのブログって、かなり警察のことディスってるじゃないですか(゚∀゚;)
デス・ブログならぬディス・ブログですよ、もはや。笑
しかも、ただ一般的なイメージだけで批判してるわけじゃなく、元警官としての実体験をもとに書いてます。
警察官になりたいって人の夢、壊しまくってますよね(゚∀。)
にもかかわらずの警察官志望の方からのコメントだったので、嬉しくもありました(´∀`)
なんと警官志望の方から、ブログにコメントを頂いた( ゚д゚)
ぼくのブログは7割型、デス・ブログならぬ警察ディス・ブログになっていて、警察の闇もけっこう書いてきたつもり。
(なんぼブログって言うねん。)
それを読んでもなお警官になりたいって方は、素直に応援したい(´∀`)— ヴァシコ (@vasico7) 2017年10月13日
ブログで散々、警察をディスっておいてなんですが…。笑
警察官になりたいって人、ぼくは立派だと思うし、頑張ってほしいと思ってます。
警官になりたいという方は、理由の如何に関わらず立派だと思う。
(ぼくは占いが理由だけど。笑)
ただ、そんな立派な若者たちをつぶすのが警察という組織(´・ω・`)— ヴァシコ (@vasico7) 2017年10月13日
その理由がコチラ↓
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目次
警察官になりたくてなった人って、案外少ない
これ、知ってました?笑
いや、もちろん、みんな採用試験を受けてなっている以上、警察志望者ではあるんですけど…。
要するに、本当に警察官になりたくて採用試験を受けている人が、みなさんが思っている以上に少ないってことです。
ではなく
ってノリでなる人が多いんですよ。
こういうノリで警察官になる人は、以下のような人たちが多いです。
①就活に失敗した人
これは思いっきり、ぼくのことです。笑
ぼくが就活していたのが、2010年。
この年って、リーマンショックの影響で『100年に1度の氷河期』と言われた不況時期だったんです。
当然、多くの学生たちにとって、就職活動も厳しいものになりました。
ぼくも色んな企業を受けましたが、ことごとくお祈りされ…。
と諦めモード。
周りにも、一般企業での就職を諦めて、公務員志望に切り替える人たちが何人かいました。
しかし、ふつうに公務員試験に合格するとなると、最低1~2年は勉強しなければ厳しいとのこと。
そうなると就職留年するか、卒業して公務員浪人するしかありません。
そこで警察の登場です。
警察も公務員ですが、市役所や県庁などのいわゆる行政職と違って、試験はカンタン。
2~3か月も勉強すれば、簡単に合格できます。
筆記試験に通るだけならば、無勉でも余裕なくらい。
こうして警察は当時、就活がうまくいかなかった多くの学生たちの受け皿として活躍していたのです。
実際ぼくの同期には、こういう人がたくさんいました。
②就活をやらなかった人
いくら就活がうまくいかないとはいっても、全員が全員
とは思いませんよね?
安易に警察になろうと思う人のもう1つの共通点。
それは体力に自信があるということです。
警察には体力試験もありますし、警察学校では走ったり、体を鍛えたり、武道をやるというのは有名ですから。
実際、警察学校のぼくのクラスで、スポーツ経験のないヤツは1人だけしかいませんでした。
んで周りに多かったのが、大学で部活をやっていたヤツら。
部活の引退時期は4年の夏頃で、気づいたら
というもの。
みたいな。笑
こういう人ら、けっこういましたよ。笑
③既卒、フリーター、職歴にならない仕事をしてる人
上記の人たちは
と思っても、職歴がないと、なかなかまともな企業に入るのは厳しいですよね?
でも、大丈夫!
公務員は、そんな方たちも受け入れています。
ただ上述したように試験が難しくて、なかなか受からない。
そこで警察の登場です。笑
さっきも言いましたが、ちょっと勉強すれば受かりますから。
大体の県警は、30歳くらいまでなら受験できますしね。
職歴にならない仕事をしてる人っていうのは、たとえばボクサーやマジシャンなどで
って人たちのこと。
こういう人もちょこちょこいます。
ぼくの先輩には元芸人もいたし、同じ署には元プロレスラーの方もいました( ゚д゚)カッケェ
「警察にでもなるか」勢は意外と辞めない
この理由は、以下2つです。
1つは、後がない(と本人が思っている)こと。
就活に失敗していたり、そもそも就活していなかったり、職歴がなかったりする人たちなので、警察を辞めても他に道がないんです。
(実際にはフリーランスとかありますが。)
後がないと思っているため、多少辛くても、辞めずに続ける人が多いです。
そもそも彼ら(ぼくら)は、仕事が厳しいとか市民から嫌われるというマイナス点にも目をつぶったうえで、警官になってます。
最初から割り切ってるんですね。笑
それも、辛くても続けられる要因の1つです。
もう1つは、警察に対して、あこがれを持っていないこと。
これ、大きいですよ。笑
警察に憧れてなった人ほど、現実とのギャップに苦しみ、早期に辞めていきますから。
そんなモン、はなっから持ち合わせていない彼ら(ぼくら)は、警察の汚い現実を見せられても、別に何とも思いませんもん(゚∀゚)笑
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警察になりたがる人が少ない理由
ではなく
と言って、なる人が少ない理由。
これはカンタンに想像できますよね?
警察の厳しさは有名
警察はいわゆる3K(きつい・汚い・危険)の仕事と言われていますし、激務です。
交番では24時間勤務で、体力的にもしんどい。
自由もなく、休みも少ない。
遺体の処理をしなきゃいけない、などなど。
このへんは世間でも言われていることですし、少し調べれば分かることです。
これはちょっと尻込みしてしまいますよね(゚д゚lll)
(ちなみに、これらの実際の話を超詳しく解説しているのが、このブログ(`・ω・´)笑)
前述したように「警察にでもなるか」勢は、このへんも割り切ってなっているので大丈夫ですが、「警察になりたい」勢は、他に選択肢もあるので、ここで諦める人も多いでしょう。
警察は嫌われている
それだけではありません。
警察は世間から嫌われています。
確実にありますね?
みたいな風潮。
世の中には、警官を嫌ってる人がたくさんいます。
その中の1人1人は、過去に警官に何かイヤな目にあわされたのかもしれません。
しかしそうなると、なぜか彼らは警官全体を目の敵にしだします。
そりゃ警官にだってクズはいますよ。
でも、それはどんな世界・どんな仕事にだっているでしょう。
彼らが、どこかのサラリーマン1人にイヤな目にあわされても
とは言いませんよね?
でも何故か警官には、この『全員クズルール』が適応されます。
これは不祥事でも同じです。
どこかの警官が何か不祥事を起こすと、決まって警察嫌いの人たちは
と騒ぎ立てます。
真面目で優しい警官も、こういった一部のクズや不祥事警官のせいで割りを食っているんですが、そんな理屈は警察嫌いには通用しません。
真面目で優しいあなたも、警官になったら、無条件で彼らから
と思われてしまいます。
何も悪いこと、してないのに…(´・ω・`)
警察は必要悪だ
(※ここでは、便宜的に「悪」と表現します。)
警察が嫌われる理由は、交通違反で市民を取り締まったり、職質したりすることも大きいでしょう。
確かにやられたほうは、イヤでしょうね。
でも、警察が交通違反の取締りをしなかったら?
誰も交通ルールを守らなくなって、事故が多発します。
職質しなかったら?
みんなチャリ盗まれ放題。
怖い人は、凶器持ち歩き放題です。
そんな社会が良いですか?
警察がやっている取締りや職質は、市民の安全のためになっているのは確かですよ。
(目的はもはや、お偉いさんたちのための点数稼ぎになってしまっていますが。)
なんだかんだ言って、警察官がいなくなったら、みんな困るはずです。
それでもなりたいって人を立派と言わず、何と言う?
警察は厳しい仕事だし、世間からも嫌われています。
それでも、誰かがやらなきゃいけないんですよ。
そんな警察官になりたいっていう人は、ぼくは立派だと思いますよ。
ぼくは警察組織はキライですが、警察官の方々には本当にがんばってほしいと思ってます。
実際の厳しさを知ってるから、よけいに。
このブログでは、これからも警察志望の方の夢や希望をぶち壊すようなことも書いてしまうと思います。
それでも
と思う方は本当にがんばってください!
陰ながら、応援してます(`・ω・´)o
おわり
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